エニタイムフィットネス代々木店に行こう
コロナの感染状況を鑑みて8月いっぱいはフルリモートワークだった弊社だが、9月からは出社を再開する運びとなった。出社と言っても週の半分はリモートワークのままで、いわゆる「ハイブリッドワーク」というやつだ。
リモートワーク中は自宅近くのエニタイムフィットネスに週5で通っていたので、できれば出社再開後もこの習慣は続けたいと思っていた。仕事の休憩時間に寄れるよう職場から徒歩10分圏内であれば最高なのだけれど……
そんな都合のいい店舗なんて……
あるわけ……
ないよね……
いやあった。
さすがはエニタイムフィットネス。全世界に1000店舗から拠点を構えている巨大ジムネットワークは伊達じゃない。いつか南アフリカの店舗に行ってみたい。
行ってみた
代々木店に。
無事、出社日でも習慣を崩さず週5でジムに行ける環境が整ったので、さっそく代々木店へ足を運んでみた。もはやジムに行くために出社をしているような気さえしてくる。できれば人が少ない時間帯にトレーニングをしたいので、ちょうどお昼時を狙って店舗へ向かった。
エニタイムフィットネス代々木店の入り口はちょっと見つけにくい。代々木駅から北参道駅へ向かう道の途中、踏切をこえて右手にあるセブンイレブンの真横に、気を抜いていると見落としそうな階段が地下へと伸びている。
階段の入り口には、のぼり旗やチラシストッカー、看板などがしっかり立ってはいるのだけれど、通りから見て凹んだ場所なので視認性がだいぶ悪い。
急角度の階段をそろそろ降りていくと、トレーニングルームのエントランスに到着する。入館は全店同様のキータグ方式。センサーにかざして数秒待ち、ランプが緑になったことを確認して入館した。
充実の設備、清潔なシャワールーム
入館してまず驚くのは、館内の広さだ。
細くて、急で、暗い階段から想像されるような、総合体育館に毛が生えたようなうらぶれた雰囲気は一切ない。
高い天井に控えめの照明、黒で統一されたマシンカラーが非常に都会的で、タンクトップで汗だくのマッチョさえ視界に入らなければ、どこぞのホテルラウンジかと見紛うほどだ(言い過ぎたかもしれない)。
いくらオシャレでもここはトレーニングジム。肝心の設備はといえば、フリーウェイトもマシンも十分な台数・種目が置かれ、普段使いには申し分のない構成だ。目黒店などには置いてあるサンドバッグなど、エニタイム的に珍しい設備は置いていない。詳しいマシン構成は構成サイトで確認できる。
代々木店|24時間営業のフィットネス ジム|エニタイムフィットネス・渋谷区
私が個人的に嬉しかったのは、パワーラックが部屋の一段奥まった場所にあることだ。そのほうが周囲の目を気にせず、自分のトレーニングに集中しやすい。
誰もこちらを気にしてはいないことは重々承知しているのだけれど、自信がないと周りが気になってしまう。今ではあまり緊張を感じないけれど、初めてベンチプレスをやった日なんて、運動の汗より緊張の汗のほうが多かったかもしれない。
マシンエリアもさることながら、ストレッチや自重トレーニングができるフリーエリアが広いのも嬉しいところだ。デフォルトではマットが敷かれていないので、必要な人は適宜マットを敷いて利用する。
シャワールームの清潔な感じも、ジムを利用する上で非常に大切だ。まれにある、前回いつ掃除したのかわからないような、なんとなくヌメッとする床は絶対に踏みたくない。その点、代々木店だけでなく、全般的にエニタイムフィットネスはシャワールームが清潔に保たれていると思う。行ったことがある店舗はそれほど多くはないけれど、どこも「うわっ」と思ったことはなかった。
シャワールームは個室で扉にカギがかかるタイプのため、セキュリティ的にも安心だ。浴室の前に脱衣所が付いているから、脱いだ服の置き場に困ることもない。
アメニティや石鹸類の備えはないため、持参する必要がある。ドライヤーだけは設置されているから、濡れ髪で退店する心配はないはずだ。風速が弱いので、ロングヘアの人には辛いかもしれない。
イメージを覆す良店舗
エニタイムフィットネス代々木店を、店舗外観の雰囲気から敬遠している人がいるなら、ぜひ一度訪れてみることをオススメする。良い意味で印象を裏切られること請け合いだ。
今回はたまたま実用的な観点から代々木店を訪れたけれど、店舗の違いを楽しむためにいろんな場所に行くのも楽しそうだと思った。目黒店など、一部超豪華な設備を備えたエニタイムがあるらしいし。
目黒店|24時間営業のフィットネス ジム|エニタイムフィットネス・品川区
世界のエニタイムを比較する旅に出るマッチョとか、その辺にいないのだろうか? 全店制覇のあかつきには、ぜひ話を聞かせてほしい。